ユーモアセンスを磨くには、◯◯をすればいい!?(前編)【読書レビュー】

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空前絶後のぉ~超絶怒涛の一般人。

笑いに飢えて、笑いで墓穴を掘った男。

 

どーも、はにわです。

 

今回は、ちょっとむずかしい感じの本を手に入れました。

 

コチラです!

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ユーモア心理学ハンドブック (著・R A マーティン)

正直に言うと、僕は、人を笑わせるのがあんまり得意じゃありません(^_^;)

ウケを狙って話したことが、まわりの人たちの体感温度を2~3℃下げるなんてザラですw

過去の記事を読んでればだいたいわかるよ、と思ってる方はちょっと黙っててくださいまし(-_-;)

 

やっぱり、面白い話ができる人って憧れるじゃないですか。

楽しそうだと思うんですよ、色々と。人間関係に悩むことも少なそうですし、まわりの評価も「実力+α」になりそうだなぁ、と。

 

ユーモアがあれば、こんな僕にも一攫千金の大チャンスが転がり込んでくると、そう思っているわけですよ゚(ΦωΦ)フフフ…

 

でも、いまさらお笑い芸人になる度胸もないので、ちょっと勉強してみようと思い、この本を読んでみることにしました。

 

というわけで今回は

「ユーモア心理学ハンドブック」の読書レビュー&感想です。

それでは、どーぞ(^^) 

 

 一般的に、ユーモアってどんなことをいうんだろう? 

オックスフォード英語辞典では、『楽しい気持ちを引き起こすような行為や話や書かれた物の性質。たとえば、風変わりなもの、滑稽さ、冗談、おかしさ、おもしろさ』と定義している。

(中略)

ユーモアは本質的に社会的な現象である。我々は一人でいる時より誰かと一緒にいる時の方がよく笑ったり、冗談を言ったりする。

 

(p5引用)

つまり、ユーモアとは、人と人とが繋がっていることの証だということです。

TVや本などで笑ったり、一人で思い出し笑いをすることもありますが、それらは基本的に、人との関わりを思い出して反応していることだとしています。 

フムフム。なるほど。

 

「笑い」には、3つの種類がある 

精神分析学者のフロイト博士によると、「笑い」に関連する現象は、3つに分類できるそうです。

ちなみに「ジョーク」「ユニーク」「コミック」とありますが、ここで使われている「ユニーク」は、フロイト博士の理論で使われているキーワードみたいです。著者とフロイト博士とは、言葉の解釈が微妙に違うんですかね~。なんかややこしい(^_^;)

ジョーク(抑圧されたものを一時的に解放させる)

フロイトは、リビドー的(性的ないし攻撃的)衝動の放出をジョークの傾向的要素とし、ジョーク・ワークに含まれる認知的なテクニックを非傾向的要素と読んでいる。
(中略)
我々がこんなにもジョークを楽しむ理由は、ジョークが我々の原初的な性的・攻撃的衝動をいくらかでも放出するという禁じられた快楽を一時的にでも体験させてくれるからである。

 

(p40引用)

つまり、人間は、安全に暮らせる社会を壊さないように理性を保っていますが、無意識下には、本能的な欲求が隠されています。だから、ちょっとだけ緩めて表面化した行為(ジョーク)に解放感を感じて笑ってしまう、というわけです。 

ユーモア(視点の変化で否定的な気持ちを体験することを回避する)

ユーモアは、不快な情動に圧倒されることなく、困難な状況に向かい合えるようにする防衛機制のうちの1つである。(略)なぜなら、それは状況の現実的な見方を維持しつつも不快な情動を回避することを可能にするからである。

 

(p42)

つまり、嫌な出来事や不快感を味わうことから逃れるために、本来の要点から外れた部分に着目することで、安心感を得て笑いが起こっているらしいです。

 コミック(予期した出来事が起きないことに反応する)

ドタバタ喜劇やサーカスの道化師、バナナの皮で滑る人のような非言語的な事柄による愉悦に関わることである。フロイトによると、そうした状況では、観察者は、何が起こるかを予期するために、一定量の精神的ないし観念的エネルギーを起動させる。予期されたことが起きなかったとき、この精神エネルギーは余剰化され、笑いとして放出される。

(p43引用)

笑いとは、予期しないことが起きたから笑うというよりも、予期していた出来事が起きなかったから笑うという仕組みになっています。

そういえば、以前TVを見ていたら、有名な芸人さんが「一回ウケたものは、二回繰り返して、三回目でボケろ。」みたいなことを話していました。なるほど、たしかに理論的には当てはまってる。

でも最近・・・

このパターン自体に、視聴者が慣れてきている気が・・・あ!|彡サッ

ユーモアで得られるメリットとは?

大半は仮説みたいですが、その内の2つを紹介します。

健康に効果がある

大笑いした時に体の多くの場所で起こる筋活動は有酸素運動の一種と考えられ、カロリーを燃焼し、一般的な運動による健康効果をもたらすという。
(中略)
ユーモアに伴って起こり、笑いで表現されるポジティブ感情の生理学的な効果を通じて健康に影響があるのではないかというものである。

 

(p381引用)

 

ストレスの軽減

ユーモアをもった人生観や、困難にも何かおもしろい側面を見つけられる能力があると、ストレスに満ちた状況から距離をとって違う見方をし、逆境に直面しても自分で状況をコントロールできるという感覚が高まり、ストレスに対してより効果的に対処することが可能となるだろう。
(中略)
効果的にユーモアを使って対人場面での衝突や緊張を減らしポジティブな気分を高めることができる人は、より多くの、そしてより満足度の高い社会関係を楽しむことができるだろう。

 

(p383引用)

鎮痛効果の仮説は、結果が出ているそうです。笑いはリラックスと同様、痛みを和らげる効果があると研究で実証されています。

 

 

 

ちょっと休憩゚( ´ー`;)フゥー...

 

・・・

 

・・

 

すみません(^_^;)

次回に続きます。

haniwapark.hatenablog.com